try・attempt・challenge は、どれも日本語では「挑戦する」「やってみる」と訳したくなることがあります。
ただし、try はやってみる・試す基本語、attempt は難しいことを試みるやや硬い語です。challenge は難題・異議・競争の意味が強く、単に「やってみる」という意味では使いすぎに注意が必要です。
- try:やってみる、試す、努力する
- attempt:難しいこと・成功が不確かなことを試みる
- challenge:難題、挑戦、異議を唱える、競争相手に挑む
迷ったら、日常的な「やってみる」は try、硬めの「試みる」は attempt、「難題・相手・異議」があるなら challenge を選びます。
try・attempt・challengeの違いを一覧で比較
| 単語 | 中心となる意味 | よく使う場面 | 覚えたい形 |
|---|---|---|---|
| try | やってみる・試す | 日常の行動、方法、商品、食べ物、努力 | try to do / try doing |
| attempt | 難しいことを試みる | 計画、記録、救助、交渉、実験、公式な説明 | attempt to do / make an attempt |
| challenge | 難題・異議・競争を伴う挑戦 | 困難な課題、主張への異議、相手への挑戦 | challenge someone / a challenge |
try は「まずやってみる」、attempt は「難しいことを試みる」、challenge は「難題や相手に向き合う」と考えると区別しやすくなります。
try:やってみる・試す
try は、3語の中でもっとも広く使える基本語です。何かをしようと努力する、方法を試す、商品や食べ物を試す、初めてのことをやってみる、という場面で使います。
try to do は「〜しようと努力する」、try doing は「試しに〜してみる」という意味で使いやすい形です。
- I will try to call her again.
もう一度彼女に電話してみます。 - Try using a different browser.
別のブラウザを使ってみてください。 - You should try this cake.
このケーキを試してみるといいですよ。 - We are trying to reduce costs.
私たちはコスト削減に取り組んでいます。
tryで覚えたい形
- try to do:〜しようとする
- try doing:試しに〜してみる
- try something new:新しいことを試す
- give it a try:試してみる
- try your best:ベストを尽くす
try はカジュアルにもビジネスにも使えます。まずは「やってみる」の基本語として覚えるのが実用的です。
attempt:難しいこと・成功が不確かなことを試みる
attempt は、try より硬く、難しいことや成功が不確かなことに取り組むときに使います。ニュース、ビジネス文書、研究、公式な報告などでよく見ます。
attempt to do は「〜しようと試みる」という意味です。try より改まった響きがあり、成功するか分からない行動に向いています。
- They attempted to solve the problem.
彼らはその問題を解決しようと試みました。 - The company attempted to enter the overseas market.
その会社は海外市場への参入を試みました。 - He made an attempt to break the world record.
彼は世界記録を破ろうと試みました。 - The rescue team attempted to reach the village.
救助隊はその村へ到達しようと試みました。
attemptで覚えたい形
- attempt to do:〜しようと試みる
- make an attempt:試みる
- an attempt to solve a problem:問題解決の試み
- an attempted attack:未遂の攻撃
- first attempt:最初の試み
attempt は「成功した」とは限りません。何かを実行しようとした事実に焦点があります。
challenge:難題・異議・競争を伴う挑戦
challenge は、日本語の「チャレンジする」と完全には重なりません。名詞では「難題」「課題」「挑戦」、動詞では「異議を唱える」「相手に挑む」という意味でよく使います。
challenge は「ただ試す」ではなく、難しさ・相手・反論・競争がある場面で使うと合いやすい語です。
- This project is a big challenge for our team.
このプロジェクトは私たちのチームにとって大きな課題です。 - She challenged the decision in court.
彼女はその決定に法廷で異議を唱えました。 - The champion was challenged by a younger player.
その王者は若い選手から挑戦を受けました。 - Learning a new language can be a real challenge.
新しい言語を学ぶことは本当に大きな課題になり得ます。
challengeで覚えたい形
- a big challenge:大きな課題・難題
- face a challenge:課題に直面する
- challenge a decision:決定に異議を唱える
- challenge someone to a game:相手に試合を挑む
- take on a challenge:難題に取り組む
日本語の「新しいことにチャレンジする」は、英語では try something new や take on a new challenge の方が合うことが多いです。
例文で比べる try・attempt・challenge
「やってみる」だけなのか、難しい試みなのか、難題や相手があるのかを見ると選びやすくなります。
新しい方法を試す
⭕️ Let’s try a new method.
新しい方法を試してみましょう。
🔺 Let’s challenge a new method.
方法を試すだけなら try が合います。
商品・方法・食べ物・習慣などを「試す」なら try がまず候補です。
問題解決を試みる
⭕️ They attempted to solve the problem.
彼らはその問題を解決しようと試みました。
🔺 They challenged to solve the problem.
challenge to do という形ではなく、難しい行動を試みるなら attempt to do が合います。
公式な文章で「〜しようと試みる」と言いたいときは attempt to do が便利です。
大きな課題
⭕️ This project is a big challenge.
このプロジェクトは大きな課題です。
🔺 This project is a big try.
「難題・課題」という名詞では challenge が合います。
challenge は名詞でよく使われます。「挑戦する」よりも「難題・課題」の感覚を先に押さえると理解しやすいです。
try と attempt と challenge の違い
try は、何かをやってみる・試す基本語です。attempt は、難しいことや成功が不確かなことを試みる硬めの語です。challenge は、難題・異議・競争を含む語で、単なる「やってみる」とは違います。
- try:try a new method、try to call、try using のような日常的な試み
- attempt:attempt to solve、make an attempt のような硬め・難しめの試み
- challenge:a big challenge、challenge a decision、challenge someone のような難題・異議・競争
日本語の「チャレンジする」をそのまま challenge にしないことが、この3語の大事なポイントです。
TOEICや英語学習での見分け方
TOEICでは、後ろに続く形を見ると3語を選びやすくなります。
| 周りに出やすい形 | 選びやすい単語 | 理由 |
|---|---|---|
| try to do / try doing | try | やってみる・試す基本形 |
| attempt to do / make an attempt | attempt | 難しいことを試みる硬めの表現 |
| a big / serious / major … | challenge | 難題・課題を表す名詞 |
| challenge a decision / challenge someone | challenge | 異議を唱える・相手に挑む |
try to do、attempt to do、a big challenge、challenge a decision を形で覚えると、空欄補充でも判断しやすくなります。
try・attempt・challengeを英英辞典で確認
Cambridge Dictionary では try を「何かをしようとする」「使えるか試す」語として説明しています。attempt は、特に難しいことをしようとする意味で説明されています。challenge は、難しい仕事・問題、異議を唱えること、競争相手に挑むことなどとして整理されています。Merriam-Webster でも attempt は「実行しようとする」、challenge は「異議を唱える」「競争を挑む」「難題」といった方向で説明されています。
3問で確認|try / attempt / challenge
日常的に試すのか、難しいことを試みるのか、難題・異議・競争があるのかに注目して選んでください。
まとめ
- try は、やってみる、試す、努力する
- attempt は、難しいこと・成功が不確かなことを試みる
- challenge は、難題、挑戦、異議を唱える、競争相手に挑む
- 日常的な「試す」は try、硬めの「試みる」は attempt、難題や異議があるなら challenge を選ぶ
「チャレンジする」を何でも challenge にせず、まず try で言えるかを考えると、英語らしい使い分けに近づきます。
