writer / author の違い|英語で「作家・著者」を使い分ける例文

writerauthor は、どちらも文章を書く人を指します。大きな違いは、writer は「書く人・書く仕事」という広い立場、author は「ある作品を生み出した著者」に焦点を当てることです。

職業や活動を紹介するなら writer、特定の本・記事・論文について「誰が書いたか」を示すなら author が基本です。ただし、出版された本を書く職業の人を an author と呼ぶこともあり、文脈によって重なる部分があります。

writerとauthorの違いを比較

単語 中心の意味 よく使う場面 典型表現
writer 文章を書く人全般 職業・活動・専門分野 a freelance writer / a sports writer
author 本・記事・論文などの著者 作品との関係・著者表示 the author of this book

writer:文章を書く人を広く表す

writer は、本、記事、脚本、広告文、ブログなどを書く人を広く指します。「何を書く仕事をしているか」「どんな分野の書き手か」を説明するときに自然です。

  • She works as a freelance writer.
    彼女はフリーライターとして働いています。
  • He is a sports writer for a local newspaper.
    彼は地方紙のスポーツ記者です。
  • I’m a technical writer at a software company.
    私はソフトウェア会社でテクニカルライターをしています。

travel writer(旅行ライター)、screenwriter(脚本家)、copywriter(広告文を書く人)のように、分野や文章の種類と組み合わせられます。

author:特定作品の「著者・作者」

author は、ある本・記事・論文などを作った人、つまり作品の著者であることに焦点を当てます。the author of …(…の著者)が最も分かりやすい形です。

  • Who is the author of this book?
    この本の著者は誰ですか。
  • She is the author of three bestselling novels.
    彼女は3冊のベストセラー小説の著者です。
  • The paper has four authors.
    その論文には4人の著者がいます。

本を書く人について職業として She is an author. と言うこともできます。writer よりも、出版物や著作実績を意識させる表現です。

「作家・著者・小説家・ライター」の英語

日本語 自然な英語 使い方
作家 writer / author 書く職業ならwriter、著作のある作家ならauthorも自然
著者 author 本・記事・論文の著者
小説家 novelist 小説を書く人に限定
ライター writer 記事・Web・広告などを書く人
脚本家 screenwriter / scriptwriter 映画・テレビなどの脚本を書く人

同じ人でも文脈で単語が変わる

  • Ken is a science writer.
    ケンは科学分野のライターです。
    → 仕事・専門分野を説明しているので writer。
  • Ken is the author of this science book.
    ケンはこの科学書の著者です。
    → 特定の本との関係を示すので author。

「その人が普段何をしているか」なら writer、「その作品を誰が作ったか」なら author と考えると選びやすくなります。

よく使う前置詞と形

  • a writer for a magazine:雑誌で記事を書く人
  • a writer of children’s books:児童書を書く人
  • the author of a novel:ある小説の著者
  • written by Jane Lee:ジェーン・リーによって書かれた
  • authored by Jane Lee:ジェーン・リーが著した(やや硬い表現)

author for a magazine より、職業を表すなら writer for a magazinemagazine writer が自然です。一方、特定の雑誌記事については the author of the article と言えます。

writerとauthorは置き換えられる?

本を書く人については、どちらも使える場合があります。ただし焦点が変わります。

  • She is a talented writer.
    文章を書く能力・作家としての才能を評価している。
  • She is a bestselling author.
    出版した本とその実績に注目している。

論文の著者表示、書籍情報、引用では author が一般的です。新聞・雑誌・Webメディアで記事を書く職種なら writer が分かりやすい表現です。

よくある質問

「この本を書いた人」はwriterとauthorのどちら?

the author of this book が最も自然です。単に職業を尋ねるのではなく、その本の著者を特定しているためです。

小説家はauthorですか?

author や writer でも通じますが、小説を書く人だと明確に言うなら novelist が適切です。

authorは動詞でも使えますか?

使えます。She authored the report. は「彼女がその報告書を執筆した」という硬めの表現です。日常的には She wrote the report. が自然です。

まとめ

  • writer:文章を書く人を広く表し、職業・活動・専門分野に注目
  • author:本・記事・論文など、特定作品の著者であることに注目
  • 「作家」はwriter / author、「著者」はauthor、「小説家」はnovelistが基本

参考辞書