英語で「鋭い」を表す単語
sharp(シャープ)
acute(アキュート)
keen(キーン)
の違いを理解します。
sharpの意味と用例文
[形]鋭い、鋭利な
☆ポイント☆「切れ味の鋭い」という意味。例えば刃物やノコギリ歯など。「(カーブなどが)急である」、「(画像などが)鮮明である」、「頭脳や感性が鋭い」という意味もある。
We needed a sharp knife.
我々は切れ味の鋭いナイフが必要だった。
The woman looks sharp.
彼女はよく出来そうだ。
acuteの意味と用例文
[形]鋭い、先の尖った、深刻な、猛烈な、急性な
☆ポイント☆「先が尖っている」というニュアンスから「感覚が鋭い」「深刻な、猛烈な」「急性な、緊急な」などの意味を持つ。急な(猛烈な)痛み(acute pain)。
She was aware of a feeling of acute pain.
彼女は猛烈な痛みの感覚を熟知していた。
You have an acute sense of smell.
あなたは優れた嗅覚があります。
keenの意味と用例文
[形](感覚が)鋭い、鋭敏な、強烈な、熱心な
☆ポイント☆acuteと同義な部分もあるが、「知的な感覚が鋭い」という意味が強い。「尖っている」という意味は無く「熱心である」というニュアンスを持つ。「刃物などの切れ味が鋭い」という意味ではsharpの方が一般的。keen ear(鋭い聴力)
His keen intelligence made us surprised.
彼の鋭い知性に我々は驚いた。
sharp/acute/keenの違いをもっと詳しく
sharp
having a very thin edge or point that can cut things easily
able to think and understand things very quickly, and not easily deceived
acute
an acute problem is very serious
an acute feeling is very strong
acute senses such as hearing, taste, touch etc are very good and sensitive
quick to notice and understand things
keen
keen sense of smell or keen sight or hearing is an extremely good ability to smell etc
someone with a keen mind is quick to understand things
a keen feeling is one that is strong and deep
Longman現代英英辞典の説明も見ていきます。
sharpについては「切れ味が鋭い」という意味とは別に、
able to think and understand things very quickly, and not easily deceived
(とても素早く理解することが出来て、簡単に欺かれない)
の部分に「頭がきれる」というニュアンスを汲み取ります。
acuteについてもたくさんの意味があるのですが、
an acute problem is very serious
(問題がとても深刻である)
an acute feeling is very strong
(感覚がとても強い)
の部分を抑えつつ、sharpと同じような「感覚の良さ、知性の高さ」の説明も理解していきたいです。
keenについては
an extremely good ability to smell etc
(匂いなどを嗅ぎ分ける技術がとても素晴らしい)
という部分に「感覚の鋭さ」を感じる事ができます。
また、
quick to understand things(理解が早い)
one that is strong and deep(強く深い感覚)
という部分も踏まえていきたいです。
まとめsharp/acute/keenの違い
sharp…刃物などが鋭い。頭脳や感性が鋭いという意味もある。
acute…先の尖った、感覚が鋭い、重大な、深刻なという意味。acute pain(急な痛み)
keen…感覚が鋭い、熱意があるという意味。keen ear(鋭い聴力)
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